こんにちは、KENです。
過去に料理人として働いていた僕は、修行時代に「見て覚えろ」と言われたことがあります。
でも、これって時代とか関係なく死語ですよ。
「見て覚えろ」が完全に死語である理由を深堀していきます。
「見て覚えろ」は完全に死語である理由

昔気質の料理人の中には、「見て覚えろ」と言う人がいますよね。
「見て覚えろ」って、ぶっちゃけ死語だし、恥ずかしいことだから止めた方が良いと思う。
「見て覚えろ=教え方が分からない」と言っているようなもの
上記のとおりでして、、
「見て覚えろ」って、「教え方が分からない」と言っているようなものなので、恥ずかしくないですかね?
火加減など「感覚でしか伝わらないものがある」と言う人もいますが、ぶっちゃけ今の時代なら文明の利器でどうにでもなりますよ。
肉の火加減とかは料理用の温度計使えば分かるし、包丁使いなどの技術的なテクニックは、見るよりも実践した方が身につきます。
部下のせいにするのは、ただの責任逃れ
「見て覚えろって言ったろ?なんで覚えれないんだ」と言ってくる上司もいますが、これはただの責任逃れです。
上司の仕事は、部下ができるようになるまでサポートするのが仕事なので、部下が覚えれないのは上司の責任です。
部下のせいにするのは、正直ナンセンス。「見る教育」で成長していないなら、教え方を見直すべきですよね。
「見て覚えろ」の職場はハズレかも…【成長したいなら、環境を変えよう】

「見て覚えろ」の職場で働いている人には申し訳ないですが、職場としてはハズレかもですよ。
今そういった職場は少ないかもですが、圧倒的に料理人としての成長が遅くなるので注意です。
環境が原因でキャリアアップできないなら、環境を変えるのもあり。
料理人の成長は環境で決まる
料理人としての成長は環境で決まります。僕は教育する立場も経験しているので断言できます。
下記をご覧ください。
①洗い場3年の修行が必須の職場
②1年目:冷菜担当、2年目:デザート担当、3年目:ストーブ(焼き場)担当
成長スピードが早いのは、言うまでもなく②ですね。
こんな感じで、なんでもチャレンジさせてくれる職場が一番成長スピードが早くなる。
つまり、職場選びの時点で、あなたの成長スピードは決まっていたということ。
そのまま居続けると「教えれない人」になる可能性も
「見て覚えろ」の職場に居続けていると、あなたも「教えれない人」になる可能性があります。
なぜなら、「見て覚えろ」が、あなたの中の教育の正解になってしまうから。
部下ができたら、上司と同じように「見て覚えろ」が正解だと思って、真似してしまうはずです。
メリットが0すぎて、控えめに言って「見て覚えろ」はブラック企業の典型すぎる/(^o^)\
いきなり料理長も目指せます【僕はいきなりなった】
ちなみに僕の経験上、料理人として生きていくなら、とっとと料理長になるべき。
料理長になるためには10年の修行が必要と言われていますが、来月に料理長になることもできますよ。
そして、料理長になると、1年で10年の修行分くらいは成長できます。
こう言うと「それは、あなただからなれたんでしょ?」といった反論があるかもですが、料理長枠の求人があるので、そこに応募して採用されれば最短であなたも料理長になれます。
詳しいなり方は、元料理長の僕が、料理長のなり方を教えます【カンタンすぎて泣けてくる】の記事で解説していますのでどうぞ。僕の実体験もまじえて解説しているので、かなり再現性が高い内容です。
ハズレを引いたのはしょうがない【転職で状況が好転することもある】

職場選びは運なので、ハズレを引いてしまったのならしょうがなし。
現状に満足いっていないなら、環境を変えるための転職もありかもですね。
それに、飲食は転職しやすい業界なので、転職確率だけで見るなら、他の業界よりもかなりマシです。転職理由も「自己成長のため」なら、印象も悪くないので、採用される確率も高いと思いますよ。
ちなみに、僕は転職して環境を変えたら、料理長にまで上り詰めることができました。あのまま「見て覚えろ」って言われる生活を送っていたら、今の僕は無いと思います。
生き方は自分で選ぶべき
環境が悪いなら、転職して環境を変えるのがおすすめですが、けっきょくのところ、生き方は自分で選ぶべき。
「見て覚えろ」の職場が居心地いいならそれでも良いでしょうし、1年経っても成長していないなら環境を変える生き方も、それはそれでありですよね。
あなたの人生の舵を切れるのは、あなただけですし、今すぐ状況を変えられるのも、あなただけですよ。
今回は、以上でお終いです(`・ω・´)ゞ