
ココナラで持ち逃げ被害に遭いました…。せっかく時間をかけて作ったのに…タダ働きになってしまいました。もう、二度と持ち逃げされたくないので、何か対策方法とかあったら教えて欲しい。
そんな疑問にお答えします。
これを書いている僕は、ココナラ歴は今年で5年目。
僕も過去に持ち逃げ被害にあったことがあります。
そんな僕が、「ココナラの持ち逃げ行為」への対策方法を提案しました。
ココナラの持ち逃げ行為とは?

ココナラの持ち逃げ行為とは、お客さんがラフ案や完成品を受け取ったあとに、「想像と違った」などのいちゃもんをつけて、キャンセルor音信不通をしてくる行為です。
そして最悪の場合、送ったラフ案や製作物を無断で使用されます。
こっちはすでに作業をしているので、逃げられてしまうと、作業にかけた労力がパーになります。つまり、タダ働きになってしまうってことです。
下記では実際の事例を紹介しました。
・事例①:僕はノウハウを持ち逃げされました
・事例②:ラフ画の持ち逃げ
・事例③:製作物の持ち逃げ
順番に見ていきます。
事例①:僕はノウハウを持ち逃げされました
僕はライティン(ブログ記事の代行執筆)サービスを販売しているのですが、商品ではなく「ノウハウ」を持ち逃げされました。
僕はこのブログ(kenblog)を運営しているので、ブログで稼ぐ方法や、閲覧数を稼ぐ方法といったノウハウをもっています。当時の僕は、製作物+ノウハウを販売していました。
しかし、ノウハウを教え、記事の確認をお願いした時点で「思っていたのと違う。キャンセルしてくれ」と言われたのです。
僕は泣く泣くキャンセルを行い、ノウハウだけ持ち逃げされてしまいました。
事例②:ラフ画の持ち逃げ
こちらは、イラスト作成のサービスに多い事例でして、イラストのラフ画を提出した時点で、「思っていたのと違う。キャンセルしてくれ」と言ってきたケースです。
キャンセルしたものの、ラフ画はすでに送っているわけなので、その後ラフ画を勝手に仕上げられ、無断使用されるといった事例です。
事例③:製作物の持ち逃げ
他にも、製作物を提出した直後に文句をつけられキャンセルされた事例もあります。
こちらは被害者の方のブログから引用させていただきました↓
2つの画像加工案件、どちらも持ち逃げされました。。。
やり方は全く同じ。制作物を提出した直後に文句を言ってキャンセル申請をしてと言われる。
1人の方はトークルームを一部削除して私が送ったものをなかったかのようにする証拠隠滅をされました。
しかも低評価つけられるっていう(涙)悲しい。。。
タダ働きさせたうえに、低評価までつけるだなんて…ひどすぎですよね。
そこで、僕は着手金という対策を思いつきました。
【悲報】なんと、ココナラで着手金はNGでした…
フリーランスの持ち逃げ対策としては、契約時に依頼額の半分ていどの「着手金」を頂く、といった手段が一般的です。
しかし…「ココナラでは着手金を設定してはいけない」というルールでした。
このとおり、着手金は使えないので、他の対策をしていくしかなさそうです。
下記で、対策方法を提案しました。
持ち逃げ行為への対策

持ち逃げ対策は下記のとおり。
対策①:サービス内容や見積もりに事前に記載しておく
対策②:購入者の都合でキャンセルする
対策③:運営に報告する
一つずつ見ていきましょう。
対策①:サービス内容や見積もりに事前に記載しておく
対策の一つとしては、サービス内容や見積もり内容に、注意事項として記載しておく方法です。
例えば下記のとおり。
当サービスでは、納品後(ラフ案含む)のキャンセルはお受けできません。気になる点がございましたら、フィードバックをいただいた後に、無料修正での対応をさせていただきます(無料修正は2回まで)。
こんな感じです。
そして大事なのは、購入前の段階で記載しておくこと。記載しているのに、後からブーブー言いだしても、購入した側の責任ですよね。
あと、「持ち逃げ行為をされた場合、法的処置を取らせていただきます」と記載しておくだけでも、抑止力になると思いますよ。
対策②:購入者の都合でキャンセルする
面倒なら「購入者の都合でキャンセル」するのもありです。
作業した分の労力は水の泡になってしまいますが、低評価を受ける心配がないため、一番ストレスを抱えなくてすみます。そして、やり方は、キャンセルする際に「購入者の都合でキャンセル」を選んでキャンセルするだけ。
また、製作物やラフ案を提出してしまっている場合は、使用を禁止する旨を伝えておきましょう。
対策③:運営に報告する
持ち逃げ被害に遭ったら、問い合わせから運営に報告しましょう。
持ち逃げ→音信不通など、窃盗レベルの悪質なケースなら、運営が対応してくれる場合があります。運営からお客さんに連絡が行き、その後、代金を支払ってもらえる可能性があるかもです。
とはいえ、基本的にココナラでトラブルに遭うと、当事者どうしの解決を求められます。なので、運営に過度な期待はしないように。
ルールから抜け出してみるのもあり【持ち逃げのない環境の提案】

ここまで持ち逃げ行為への対策を提案してきましたが、全てココナラのルールに合わせた提案です。
正直なところ、ルールに縛られた環境だと「出品者は、永遠に不利だなぁ…」と思ってしまいました。
先ほどもお伝えしましたが、着手金を設定できれば、最悪持ち逃げされても収益の半分は確保できるわけでして、、これなら無駄になった労力も半分は報われますよね。
フリーランスで生きていこうと思っているなら、ルールに縛られない環境で生きるべき。
自分から条件を提案できる環境で働く
フリーランスが最終的に行きつく先は、、企業案件だと思います。
理由は下記のとおり。
・お互いに納得して契約を結ぶため、持ち逃げなど、ありません
・着手金など、こちらからも条件を提案できる
・企業は資金力が豊富だし、手数料もかからない
このとおり。企業案件だと、ものすごく快適に働くことができます。
ココナラみたいなトラブルは、ほぼ起きません。
ココナラと企業案件を同時に動かすのもあり
持ち逃げされて腹が立つのは、泣き寝入りすることしかできず、かけた労力がお金にならないからですよね。
でも、ココナラより稼げる収入源をもっていると、心のダメージを軽減できますよ。
なので、かけ持ちして動くのは、わりとオススメです。
自分から営業できないなら、提案してもらえばいい
とはいえ、企業案件を手に入れるためには自分から営業する必要があるので、営業するのが苦手って人もいるはず。
そういった人は、エージェントに提案してもらえばいいかと。
求人サイトには企業案件を提案してくれるエージェントがいるので、相談すれば、理想の企業案件を紹介してくれますよ。
参考≫フリーランス向け求人サイトの選び方【不安定から抜けだす方法も解説】
結論:対策は絶対じゃない

以上、「ココナラの持ち逃げ行為への対策」というテーマの記事でした。
本記事で紹介した対策案がこちらです。
対策①:サービス内容や見積もりに事前に記載しておく
対策②:購入者の都合でキャンセルする
対策③:運営に報告する
大事なのは対策①ですが、記載しても読まないお客さんがいるので、ちゃんと目を通すようにアナウンスしておく必要がありそうです。
また、ラフの持ち逃げ→音信不通になってしまうと、正式な納品をしているわけではないため、こればかりは泣き寝入りするしかないかもしれません。
こんな感じで、対策方法を提案してきましたが、効果は100%じゃないです。
なので、本記事では持ち逃げの発生しない企業案件で働くといった点も視野に入れて、提案させていただきました。
参考≫フリーランス向け求人サイトの選び方【不安定から抜けだす方法も解説】
持ち逃げを避けながら稼ぐのも大事ですが、持ち逃げ行為のない環境を選ぶことも、長く続けていくうえで大事なのかな、と思いました。
解説は以上です(`・ω・´)ゞ
・ココナラの持ち逃げ行為とは?
・持ち逃げ行為への対策方法
・持ち逃げのない環境の提案